2016/02/03

鶴岡八幡宮 節分祭

 
2月日は必ずどこかの神社かお寺に節分祭の様子を見に行くことにしています。
今年もやっぱり近場の鶴岡八幡宮に行ってきました。


昔は鶴岡八幡宮寺と言っていた時代もあると聞いたことがありますが、
三の鳥居をくぐってすぐのところにある太鼓橋の欄干の擬宝珠(ぎぼし)越しに上宮を望むポイントは私のお気に入りです。

豆まきが始まるまでまだ時間があったので、境内正面の三の鳥居を入ってすぐ右手にある源氏池の中にある旗上弁財天に立ち寄ってみました。


源氏池を吹き渡る風は冷たくマフラーを巻き直して池上の細い参道を進み・・・。


旗上弁財天御由緒記を改めて読みながら、いにしえのストーリーをまずは頭にインプット・・。

源頼朝の妻政子の平家滅亡を願う強い思いで源平池と弁財天を祀ったとのことです。
ちなみにこの旗上弁財天が祀られる源氏池には三つの島があって、三→産の意味での縁起良さを祈ったとのこと。
平ケ池のほうの島の数は・・・きっとご想像の通りです。(汗)


明治初年の神仏分離によってこの地から除かれたとのことですが、今あるお社は昭和55年に江戸末期の古図を参考に再健されたとのことです。
でも、唯一鎌倉時代からそのまま残っているものがあるんですよね・・。


政子の魂が宿るとされる「政子石」が旗上弁財天のお社のすぐ後ろにひっそりと残っています。
子宝や夫婦円満にご利益があるとのことで、特に後者の御利益を願い手を合わせました。(汗)


小さな島から池越しに見える鶴岡幼稚園からは、豆まきをする元気な園児たちの声が聞こえて来ました。


鶴岡八幡宮の御神鳩は白鳩で境内の鳩舎で飼われているそうです。
昼間はドバトに追われていつもこの旗上弁財天前の小さな境内に飛来してきているらしいです。


鶴岡八幡宮の参道に戻り上宮に向けて少し歩くと、すでに福豆拾い参加希望者の整理券待ちの大行列が流鏑馬路に沿って続いていました。
多分50メートル以上だったような・・。
その迫力に負けて、福豆拾いは諦め遠巻きに豆まきを観る事にしました。(汗)


なるほど~、豆を撒く人と拾う人がいて豆まきは成立するのですね・・。


休憩所に貼りだされていたポスターを見ると、正式には「節分祭の撒豆式」と言うことを知りました。

鶴岡八幡宮 節分祭

舞殿上の福男福女から小さな袋に入った福豆が数多撒かれ、それとその上を飛ぶ鳩とが一緒になったようで何だかすごく綺麗な光景でした・・。

そんな中、私の目の前で一生懸命カメラを構えていたご老人が一人いました。
撒豆式が終わる頃、その方の足元のつま先に偶然福豆の小袋が一つ落ちているのを近くのご婦人が見つけ教えてあげたんです。

靴のうえにちょんと置かれたような小袋をそのご老人はおもむろに拾い上げると、
まるで「もう私はいいから」とでも言わんばかりにニコっとして、近くにいた若いお母さんに抱かれた赤ちゃんにそっと持たせたんです。


なんだかいい日だった・・・。


Reported by KAM














2016/01/26

発見!鎌倉限定コラボチャーム

新年を迎え、少し暖かい日となった先日、鎌倉鶴岡八幡宮にお参りしてきました。平日だったので正月の喧噪も一瞬遠くになったようで、節分前の少し暖かな午後でした。

鶴岡八幡宮参道

境内にある県立鎌倉近代美術館は私が中学生時代美術の研修で来たこともあった雰囲気のある施設ですが、なんと閉館を前にした展覧会を開催中とのことで、その付近だけ人影も多くあったようです。

鎌倉近代美術館

一月の空気は実に澄んでいて、境内を見回すと舞殿も上宮も新春の青空を借景にしたかのようで胸が透くたたずまいです。

鶴岡八幡宮 舞殿 上宮

急いで参拝する必要も無かったのでちょっと柳原休憩所に立ち寄り、土産品などを見回しながら春から始まる観光シーズンを前にしたがらんとした屋内で一休み・・・。

鶴岡八幡宮 みやげ

今年の温かかった正月にはどれくらいの人が初詣に来たんだろうと境内の微かなその名残の中に午後のゆっくりした時間が過ぎて行きました・・。

鶴岡八幡宮 狛犬

鶴岡八幡宮 奉納飾樽

鶴岡八幡宮 おみくじ

上宮への石段を上がりふと振り返ると、春の空の下鎌倉の海も参道の向こうの方に光って見えました。

鶴岡八幡宮上宮より望む

鶴岡八幡宮 上宮


今年一年の皆さんの幸せを祈り、上宮西側の丸山稲荷を経て何となく西側の鎌倉街道に降りてみました・・・。


鶴岡八幡宮 丸山稲荷社


鎌倉街道脇には自動車お祓い所があり、ご祈祷前の車が一台停まっていました。
この道を北に行けば建長寺、円覚寺を経て北鎌倉に歩いて行けるんですよね。

鶴岡八幡宮 自動車お祓い所

鎌倉街道を少しだけ歩いてお手洗いに行こうと思ったらその前にも休憩所がありました。
御神酒まんじゅうなる看板が見えたので立ち寄ろうかと近づくと・・・。

鶴岡八幡宮 休憩所

あれ?
確か娘が購読していた雑誌や原宿で見た事があるサン宝石のロゴが!!

鶴岡八幡宮 サン宝石 KTH のぼり

「ここでしか買えない」というハート型ポップに近寄ってみると、オーッ!そう来たか~!?と唸らせるピンク色のファンシー商品ワゴンを発見。

鶴岡八幡宮 KTH サン宝石

スタッフの方に聞いてみたら、鶴岡八幡宮とサン宝石との限定コラボファンシーアクセサリーとのことで、「春から秋にたくさん来られる修学旅行生たちのお土産になれば嬉しいです。」と話していらっしゃいました。
ちなみに、サン宝石の原宿店でも通販でも手に入らないまさしく「ここでしか買えない」アクセサリーとのこと。
ブランド名のKTHは(まくらるがおかちまんぐう)の略称のようです。(笑)

鶴岡八幡宮 KTH サン宝石

鶴岡八幡宮のシンボルの「鶴」と境内にいっぱいいる「鳩」も可愛いモチーフになっていましたよ。

鶴岡八幡宮 KTH サン宝石 キーチェーン

鶴岡八幡宮 KTH サン宝石 ヘアゴム

境内にもどり、ひっそりとした流鏑馬路を東へ歩くと牡丹庭園があり、冬牡丹が今盛りとのことでしたので入園してみました。

鶴岡八幡宮 流鏑馬路

鶴岡八幡宮 ぼたん苑 看板

鶴岡八幡宮 牡丹鶴岡八幡宮 牡丹

牡丹苑内から源氏池を眺めると境内と違う穏やかな春の光がいっぱいでした。

鶴岡八幡宮 源氏池

境内の白梅も一分咲きでしょうか、節分も間近ないい一日を過ごせました。
今年もきっと沢山の修学旅行生たちがやってくるのでしょうね。

鶴岡八幡宮 白梅


Reported by KAM

2013/05/07

『善光寺出開帳 両国回向院へ』




「わざわざ信州まで出向いて参詣・結縁しようという

 者もいるのに、如来さまの方から江戸の人々と

 結縁するために江戸に出てきてくださる……」

 

江戸時代、回向院における善光寺出開帳を呼びかけた

瓦版に書かれた内容です。




427519日にわたって行われている

善光寺出開帳へ参詣してきました。







前々から興味のあった「善光寺」の

出開帳ということもありましたが、

この出開帳では、東日本大震災で被災された方々の

ご供養と復興が目的であり、収益のすべてを

全額被災地支援に充てるということも

今回、お参りに行きたいと思った動機でした。

 
回向院へ行く前に、

「復興記念館」のある横綱町公園に寄りました。
 


この施設は、

「関東大震災の惨禍を永く後世に伝え、また

 官民協力して焦土と化した東京を復興させた

 当時の大事業を永久に記念するため、

 東京都慰霊堂の付帯施設として建てられた」

建物ということです。
 

中には入りませんでしたが、

慰霊堂の前で手を合わせました。


公園では子供たちが無邪気に遊ぶ姿、

かたや、被災した子供たちの

「震災遭難児童弔魂像」があり。

時の逞しさを感じ、また、

平和しか知らない自分に恐怖を感じながら

とにかく祈りを捧げたく回向院へと急ぎました。





拝観料1000 +お戒壇巡り500円のチケットを購入しいざ回向院へ。
 

まず本堂前に立てられた「回向柱」。


この柱に触れることで、御仏さまの右の御手と結ばれ

ご利益があるといわれます。


この柱は陸前高田の杉が用いられています。


 


その後、出開帳仏、被災地からいらっしゃった菩薩像、

善光寺の文化財、浮世絵……と様々な展示を

拝観しましたが、感動したのは

菩薩像の背面の襖に描かれた

千住博さんの「浄土の滝」です。



明るい青に白い滝が飛沫をたて流れる様、

いつまでも見ていたくなるような、

心がすっとする、美しく素晴らしい襖絵でした。




そして今回ぜひお会いしたかった「びんずる尊者像」。

撫仏と言われ、身体の悪いところと同じところを触れ、

また自分の患部を触るとご利益があるというもの。

これまでのシリアスな感情と裏腹に

いっぱい触ってきてしまいました!




頒布されている「復幸支縁しゃもじ」で触れ、

そのしゃもじでご飯をよそると、

自分以外の人にもご利益が伝わるとのことで

しゃもじもいただいて参りました。




最後に「お戒壇巡り」を体験。
 

真っ暗闇の回廊を進み、「極楽の錠前」に触れることで

極楽浄土が叶うとされるものです。
 

随所でお坊さんの説明を伺いながら、

1時間程ゆっくりまわりましたが、

他にも講演会、法話会、コンサート、演劇

様々な催しがあります。
 

また、両国駅前には「両国長屋ストリート」なる

物産展も行われ盛りだくさんなイベントです。
 

戦後初の回向院での善光寺出開帳。

ぜひお参りに行かれることをオススメします!






Reported by まや

2013/03/25

桜とツリーと、牛嶋神社

こんなに突然咲くなんて!
慌ててお花見の計画を立て直したり、
毎年毎年、桜には翻弄させられてしまいます…
ということで、
今日は墨田公園でお花見をしつつ
牛嶋神社へお参りです。



同じことを考えているだろう花見客で
境内も賑わっていました。

スカイツリーから近い牛嶋神社には
その関連のお守りがたくさんあります。


 おみくじもいろいろありましたが……



ツリーみくじ!

これは他には無いと思い、2種類引いてみました。
大きさも形も、完成度の高いツリーに大満足♪

お参りの後は、墨田公園から浅草までゆっくりお散歩。

暖かくなると、人は出かけたくなるし
花が咲くと、なんだか優しい気持ちになる。
日本中が幸せになれるこの季節、
やっぱり桜を見に行かずにはいられません!



お散歩のおわりは、スカイツリーの桜特別ライティングで。
4/10までの点灯です!


Reported by まや

2013/01/02

おしなりくんも参拝、押上天祖神社

あけましておめでとうございます。

今年はたくさんの神社仏閣へお参りしたいと思います!
どうぞよろしくお願いします。

2013年、年明けすぐにお参りしたのは「押上天祖神社」。

スカイツリーからほど近いこの神社は
普段は無人で小さなお宮ですが、
地域の方が毎朝お掃除をされていて
とてもきれいです。

そんな押上天祖神社も年明けは多くの人で賑わっていました。
……あの「おしなりくん」も参拝の列に並んでいました!


平月はないのですが、
お正月には破魔矢や御守が並びます。
ぜひこの機会に!と思い、
御札をいただきたく、お金を払おうとすると、
不思議な顔をされてしまいました…

「御札はお配りしています、御守を受けていただいた方に。
お渡ししてもいいですが笑」
……!!
お正月早々、恥ずかしい想いをしてしまいましたが
せっかくなのでおしなりくんの御守を頂きました。



スカイツリーより歩いて5分程の神社です。
毎朝お掃除しているおじさんも、
「お参りしているといいことあるよ!」
(…馬券が当たったようです)
と言っていました。

観光ついでにぜひ立ち寄って見てはいかがでしょうか。
神社とスカイツリーの写真も撮れるおすすめのスポットです。


Reported by まや

2012/12/28

小石川ユキ X 神社 コラボ 招福絵馬

今年の冬は寒波襲来で本当に寒いですね~。
体調にはお気をつけくださいませ。
神社仏閣はあと数日で新年をを迎えるにあたって
準備で忙しくなっています。

さて、平成25年の干支は巳です。
今年はアーティストの小石川ユキさんが描いた干支の蛇と
神社とのコラボ絵馬が実現しました!

小石川ユキ 神社コラボ絵馬



二体の蛇が良縁・円満招福のご利益を感じます。

小石川ユキさんがデザインした招福絵馬は、
赤坂山王日枝神社(東京千代田区)と稲毛神社(神奈川県川崎市)で
頒布されます。

良いお年をお迎えください!

Reported by ひろし

■ 関連リンク

赤坂山王日枝神社
http://www.hiejinja.net/jinja/index.html

稲毛神社
http://takemikatsuchi.net/

小石川ユキ ホームページ
http://www.yukikoi.com/

2012/10/20

亀戸天神社・御鎮座350年

10月に入ってからすっかり秋めいてきましたね。
今日はまさにおまいり日和!





 
東京都江東区にある亀戸天神社にでかけてきました。


境内に入ると、太鼓橋をバックにスカイツリーが青空に!
 


社殿をバックにしてもスカイツリーが見えました。


10月21日から開催予定の菊まつりの準備が行われていました。
クレーン車も出動し、何やら見覚えのある形が。。。



社殿を挟んでタブル・ツリーの借景が美しかったです!


今年は御鎮座350年で8月に4年に一度の大祭も
行われました。


 
そして、今月から特別宝物展も無料で開催されていました。
フラッシュをたかなければ撮影はOKとのこと。
すばらしい!

 

江戸時代の浮世絵を見ると当時から亀戸天神社の藤の花が庶民に
親しまれていたことがうかがえます。

普段はお目にかかれない貴重な文化財が公開されています。
特別宝物展は10月30日(火)まで開催していますので、
亀戸天神社にお参りの際、是非行ってみてください!


Reported by ひろ