風鈴の音色で涼しさを感じて夏を過ごしていました。
風鈴のルーツは二千年前の中国に遡ります。
元々、古代中国で「風鐸(ふうたく)」、日本では弥生時代から
「銅鐸(どうたく)」として伝わり、宗教儀式や魔除けとして
使われていました。
ガラス製の風鈴が作られるようになったのは、江戸時代中期から
といわれています。
前置きが長くなりましたが、川崎大師の第15回風鈴市にいってきました。
夏の風物詩である風鈴を全国47都道府県から一堂
集めたのが、川崎大師の風鈴市です。
その数900種類32,000個です!
そのいくつかをここでご紹介します。
だるまの絵柄の風鈴は、「厄除だるま風鈴」と呼ばれ、
川崎大師オリジナルの江戸風鈴です。
江戸風鈴の絵はガラスの内側から描かれ、風鈴底部はギザギザ
に成っていて当たるところによって音色が違うそうです。
いっせいに音色を奏でる江戸風鈴。
沖縄びいろど風鈴は、鮮やかな色です。
氷のように涼しげなガラスに兎の絵が描かれた福島県
喜多方の手書き風鈴。
秋田県の御殿(ごてん)
まり風鈴
風鈴の音色は、素材によって様々で金属製は鋭く澄んだ
音色、陶器製は柔らかい音色、ガラス製は硬い音色を奏でます。
また、大きさや形によっても音色が変わりますので、自分にぴったり
の風鈴を見つけるには、実際に実物を聞いてから購入するのが一番です。
川崎大師・風鈴市限定の御守りも頒布されていました。
名前も「厄除開運 だるま風鈴守」です!
小さなダルマ風鈴がチリンチリンと音を出してとても
カワイイです。
残念ながら今年限りの御守りらしく来年はないそうです。
まだ暑い日が続きます。
自然の風を利用して、耳から涼しさを感じるのも粋ですね。
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