太宰府の駅からバスで10分程度のところにあって、山の中腹辺りにある神社です。
縁結びの神様として有名で多くの女性参拝客の方々がいらっしゃってました。
神社の裏手に「宝満山」という山があり、古くから山岳信仰があるようで、
登山者の方々も多くいらっしゃるようです。
何より驚いたのは、御守りを受ける所である授与所、もしくは社務所。
ここまで近代的な神社も見たことがありませんでした。
まるでお洒落なショップを思わせるような素敵な空間でした。中央の円柱の台がお米を炊く釜戸のような形をしていて素敵でした。竈門=釜戸?という意味なんでしょうかね?
外観はこのような感じです。
カフェでもありそうなくらいオシャレな建物でした笑。
ただ全てが斬新で近代的指向ではなく、御本殿は昔の様式を残したままでした。
継承すべきものは形を変えず継承し、新しくすべきものは積極的に斬新なアイディアを取り入れるスタイルは素敵だなと感じました。
竈門神社でも素敵な御守りを受けてきました。
一つ目は、
「恋守り むすびの糸」
赤い糸に再会(さいかち)の実をモチーフにしたチャームが付いている御守りです。
再会の実とは再会の木になる実で、その昔、神功皇后が宝満山山頂に植えられて、人々との再会を祈願したと伝えられているそうです。
この木に向かって祈れば、好きな人との再会や縁結び、まだ見ぬ人との出会いが叶うと信じられているそうです。
赤い糸と再会の実なんて、縁結び、恋愛成就という意味ではピッタリですよね。
2つ目は、
「戀守り」
現在、使われている「恋」という字の旧字体が「戀」らしいです。
この字の云われは、「想いを言いたくても伝えられない、もどかしい心の様子」を「言」に「糸」が絡んでいる形で表現しているようです。恋という字は一見前向きなイメージの字ですが、成り立ちは意外とネガティブなんですね汗。
この御守りは台紙に巻かれている赤い糸を「言」という字を象った木の御守りに正しく巻き付けていくことで自分の気持ちを整理して、想いが伝えられることを祈願した御守りだそうです。
発想が面白いなと感じました。
一人でも多くの方々の恋が竈門神社の恋守りや戀守りの赤い糸に導かれて、成就するといいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿