2010/10/09

鶴岡八幡宮の流鏑馬神事で国際交流活動!


















毎年10月上旬に鶴岡八幡宮で崇敬者大祭が開催され、
流鏑馬神事を観ることができます。

この大祭では大使館や国際機関が招待され、
神社との国際交流の場となっています。

私たちは毎年この国際交流の場に、財人法人アメリカンクラブ
(アジア最大の社交クラブ)を引率して日本の伝統文化を
外国人に体験させるために活動しております。

流鏑馬神事を通した国際交流活動も今年で4回目となりました!


















午後12時の境内は既に流鏑馬神事を見学にきた人で溢れていました。


















こちらが境内に設けられた馬が駆け抜ける馬場です。



















午後1時より舞殿で神酒拝戴式(しんしゅはいたいしき)と
いう神事から始まります。

















舞殿の周辺に設けられた仮設テントに外国人を含む
来賓者が集まります。

伝統的な神社が国際色豊かな場所に様変わりです。


















舞殿でおこなわれた神酒拝戴式の神事


















鶴岡八幡宮で初めて流鏑馬神事が行われたのは1186年です。
将軍・源頼朝は流鏑馬を単に武芸の巧みさを競うのではなく、
神事として八幡宮の神様に奉るためでもありました。
























馬場入りした射手はとてもカッコいい!
鎌倉時代の狩装束を身につけています。
流鏑馬神事は小笠原流弓馬術によって奉納されます。


















馬場は直線距離で約218メートルあり、片側3ヶ所に
設けられた的板を全力疾走する馬上から射る神事です。

馬は物凄いスピードで駆け抜ける為、連射機能がある一眼レフカメラ
でしか撮影が難しいです。

射手は駆け抜けるとき「いんよう・いんよう」と繰り返し声を発しながら的
を射抜いていました。これは陰陽道と関係があるからだそうです。

私たちが観席した場所は3つある的板のうちの2番目です。
ここは馬がトップスピードに入るようで、射手も的を外しやすいようでした。

その中で見事、的板を射抜いた写真です!





































的板が当たった瞬間は「パーン」大きな音がして迫力があります。

せっかくなので、映像で観るとこんな感じです!


音声では外国人の「スバラシイ~!」という声も(笑)



流鏑馬神事は10月上旬開催の崇敬者大祭と9月16日開催の例大祭で
観ることができます。


















また、この開催期間に限定の流鏑馬絵馬も頒布しています。

生で観た流鏑馬神事はとても迫力があるので、

機会があれば観にいってみてください!

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