先週、京都祇園にある八坂神社へ行ってきました。
祇園の町のど真ん中に位置する立派な楼門がとても印象的な神社です。
写真が悪く、わかりにくいですが。。
多くの外国人や修学旅行の学生、着物に着替えた旅行者がこの楼門の前で記念撮影をしていました。右も左も自撮り棒でした汗。
楼門を潜って、少し歩いていくと、見えてきました。御本殿!!
と思いましたが、こちらは御本殿ではなく、「舞殿」でした。立派な社で参道を歩いていくと
真正面にあるので、一瞬御本殿と勘違いしてしました。
その名の通り、御神楽など舞いを奏上する舞台のようです。
なぜ勘違いが一瞬で済んだのかと言うと、こちらの舞殿に向かって、すぐ左隣に、
御本殿。正真正銘の御本殿があったからです。
それにしても参道の正面に御本殿が無い神社も珍しいですよね。少し違和感を感じました。
こちらの八坂神社の御祭神はあの神話で有名な素戔嗚尊(スサノオオノミコト)です。
ヤマタノオロチを退治したお話や蘇民将来に茅の輪を渡して疫病から救ったというお話は
とても有名で、そのことから勝運や厄除けの神様として多くの人々から厚い信仰を受けているそうです。またそういった御利益があることから、源頼朝や足利将軍、豊臣秀吉などの歴史上有名な武士、将軍からも厚く信仰されていたようです。
御本殿にお参りした後、境内を散策してみると、素戔嗚尊からはイメージができない可愛らしい幟を発見しました。
「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」。その名の通り、美の御利益がある神社だそうです。
お祀りされている神様は宗像三女神ということで、ここで素戔嗚尊と繋がりました。
宗像三女神は日本の最高神である天照大神と素戔嗚尊の誓約(うけい)によって生まれた神様で、そして宗像三女神の中には際立って美しかったと言われている市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)がいるということから「美」に御利益がある神社になったそうです。
美にご利益のある「美容水」もありました。全身にかけて頂きたいです。
修学旅行生たちも熱心にお参りしてました。。。
最近の中高生男子は美への意識も高いようです笑。
境内散策を終え、帰りに御守りを受けてきましたので、ご紹介させて頂きます。
「災難厄難疫難除」と「海外渡航安全御守」です。
両方ともカード型になっていて、お財布や手帳など普段自分が持ち歩いているものに携帯できるので、常にそばで御守りに守って頂いているという感じがして、気に入りました。
海外渡航安全御守であればパスポートに挟んだり、パスポートケースの中に携帯したりするのも
いいかもしれないですね。
最後に今、八坂神社は南側にある楼門、「南楼門」の修復を行っているようです。
南楼門は先ほどご紹介した舞殿向かって右側、御本殿の反対側にありました。
冒頭にご紹介した楼門は西側にあるので「西楼門」と言われています。
西楼門の方が立地や規模感からなのかとても有名になっていますが、実は八坂神社の正門は
南楼門になるそうです。
舞殿向かって左側に御本殿、向かって右側に南楼門(正門)、、、!
ということは正門を潜れば、正面には御本殿があるということになりますね!
ありがとうございます。先ほどの疑問が解消できた気がします。
南楼門が新しくなる日が楽しみですね。
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