5月23日三河國一之宮の砥鹿神社にうかがいました。
砥鹿神社は愛知県豊川市一宮町にある里宮と本宮山山頂にある奥宮とがありますが、今回はJR飯田線三河一宮駅より歩いて5分ほどのところにある里宮に向かいました。
新幹線豊橋駅から2両編成のJR飯田線に乗り換え20分ほどで無人駅の三河一宮に降り立ちました。
駅からお宮までの道のりは改札前の待合所に貼ってありました。きっとお参りで駅に降り立つ方が多いのでしょうね。
駅前から東の方向にまっすぐ歩くだけで国道151号線の砥鹿神社前交差点に至ります。
交差点脇の西参道を通り、途中由緒書き看板など眺めながら本殿に向かいました。
境内に入る前に正面の神門に回りそちらからお参りすることにしました。
砥鹿神社は大己貴命(大黒様)をお祀りする三河国一之宮砥鹿神社の里宮です。平安時代には「延喜式内社」に列せられ、三河国の国司が国内神社に巡拝奉幣する筆頭神社「一之宮」となったそうです。その後、江戸時代に
入っても周辺藩主の信奉篤く、明治四年には国幣小社に列せられたとのことです。福徳の神・国土開拓の神・縁結びの神として尊崇せられ、交通安全・家運隆昌・厄難消除等の御神徳は、三河地方はもとより各方面からの篤い崇敬を受けているそうです。
大己貴命を祀る本社を中心に大己貴命の御子神である智徳の神・事代主命 (ことしろぬしのみこと)と、体徳の神・建御名方命(たけみなかたのみこと)を 祀る摂社(せっしゃ)「三河えびす社」も建れられています。
末社の守見殿神社(もりみでんじんじゃ)にはご祭神として 大己貴命の和魂(にぎたま)、迦久神(かくのかみ)、倉稲魂神(うかのみたまのかみ)がおまつりされていて縁結びのご利益もあるそうで、ハート型の絵馬も奉納せれてました。
境内にある神鹿絵馬殿で張り子の神鹿(しんろく)の親子がいました。砥鹿神社さんはお名前からも鹿にご縁があるそうですが、白い神鹿が何となく微笑ましかったですね。
砥鹿神社さんのご神紋はとても独特で、昔鹿の角を占いとして使った説や縁起のいい亀の甲羅を模したという説などがあるそうです。
境内には日本一のさざれ石があるんですね。見たこともないほど大きなさざれ石でしたが、安産や開運御祈願でお祈りされるかたも多いそうです。
さざれ石の後ろのほうにあるご神木の大欅の樹はとても出ないけどカメラに収まらないほどの大木でした。大きなご利益がありそうなスケールに感服しました。
砥鹿神社さんでのお参りを終え新門を出ようとした時、平日でしたが少しご高齢のご夫婦が乗った自動車が一台神門脇から境内に入って行きました。砥鹿神社さんは三河でも交通安全祈願でとてもご利益があるとも聞いていたことを思い出しました。
一時間に2本ほどの飯田線の時刻表をスマホで眺めながら三河一宮駅にまた向かいました。
砥鹿神社さんは心が洗われる大きく静かなお社でした。また違う季節にお参りしたいです。
Reported by KAM
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