2016/05/26

平安神宮の橘と桜

先週、平安神宮にも行ってきました。


八坂神社と同様に修学旅行の学生や外国人観光客の皆様で大変賑わっていました。
京都は最近本当に外国人の方に人気ですよね。京都駅とかもしかしたら外国人の方が日本人よりも多いのではと感じることもあるくらいです。
それだけ世界に通ずる日本を代表する観光都市の一つなのかもしれませんね。

さて正面に位置する門、応天門というらしいです。重要文化財にも指定されているみたいで、
後にご紹介する大極殿(拝殿)とともに平安遷都1100年にあたる明治28年に建てられたそうです。

応天門をくぐると、


先ほど少し触れた大極殿を正面にとても広い御庭?が拡がります。
広すぎてどこ歩いていいかわからなくなるくらい広いです。
昔冬に訪れた際にちょうど平安神宮に到着した時に雪が舞ったことがありました。
御庭に敷かれている白い砂と上から降ってくる白い雪がなんとも幻想的な雰囲気を作り出していました。今年も見れたら、今度はこちらでも紹介させて頂きますね。

どこを歩いていいか迷いつつ、大極殿(拝殿)に到着しました。

向かって右側からの写真になっていますが、実際は左側から歩いていきました。
わかりにくくて、すいません。。

この大極殿も重要文化財に指定されているようで、平安神宮の御本殿の前に位置する拝殿の役割を担っているそうです。
調べたのですが、「大極」とは宇宙の本体、万物の生成の根源を示す言葉のようで、不動の指針である北極星と比較、推定されるそうです。そのことから大極殿は天皇陛下が座す御殿ということになるそうです。

平安神宮にお祀りされているのは平安京を開いた桓武天皇ですし、天皇陛下は日本の象徴であるということから、そういった名前が付けられたのですかね?いずれにしても壮大な名前ですよね。

さて大極殿の両側に二つの植物が植えられていました。



「右近の橘」と「左近の桜」というようです。共に御神木のようで、天皇陛下の親衛隊である近衛兵の「近」を取り、「右近」、「左近」と言われているそうです。
大極殿にいらっしゃる天皇陛下を左右からお守りしているという意味なんでしょうね。

それぞれに御利益があるようで、右近の橘は「非時香果(ときじくのかぐのこのみ)」と言われ、
常世の国から伝えられた「不老長寿の妙薬」とされてきたようで、長寿の御利益があるそうです。

左近の桜は清らかさを大事にする日本人の心を表しているようです。日本の国花にもなっている花で、桜が満開になるなんて聞くと縁起がいいような気持ちになれますよね。幸運や開運などの御利益があるそうです。

この二つの御神木にちなんだ御守りもあって、今回は橘の御守りを受けさせて頂きました。

いつまでも長生きして欲しいという願いを込めて、両親があげたいと思います。
ちりめんでできている可愛らしいです。

しかし、、、二つの御神木の写真を載せたのはいいですが、どうせなら実を付けていたり、花が咲いている写真を載せるべきでしたよね汗。一見写真だけだと共に季節的に新緑美しい状態なので、見分けがつかないですよね。。。

また桜が咲く季節や前段でご紹介させて頂いた雪の降る季節に素敵な写真が撮れたら、載せたいと思います。




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