2010/09/25

荘厳な霊場、山岳信仰の戸隠神社・中社におまいり!

昨今のパワースポットブームとテレビ放映や鉄道会社によるCM効果で
長野県の戸隠神社はお参りする人が増えているようです。

戸隠神社・奥社の入り口から拝殿までの約2km参道は通常徒歩で30分
くらい掛りますが、参道は大行列ができて約1時間くらい掛っていました。

今回は5つある社殿のうちの中社(ちゅうしゃ)のおまいり報告します!



















中社のご祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)です。
この神様は、天岩戸に隠れたと天照大神を岩戸開神楽(太々神楽)を考案し、
岩戸を開くきっかけをつくったとされています。

知恵を授ける神様なので、学業成就、合格祈願、商売繁昌、開運、
家内安全にご利益があります。



















参道入り口にある手水舎は、戸隠山より湧き出たご神水です。
山麓の地下からこんこんと湧き出た水は、まろやかで美味しく飲めました。

石段を上がると一本の大きな杉が立っています。



























樹齢800年を超える杉で幹が3つに分かれたようにも見えます。
この杉から正三角形に72m離れたところに2本の杉が鳥居を中心に立っています。



















諸説はいろいろあるようですが、この3本の杉にまつわる三本杉の伝説があるようです。




























更に長い石段を上がっていくと社殿がみえてきます。



























階段を上がった左手に樹齢700年の大きなご神木が立っていました。
大きすぎて写真の枠に収まりません。



















中社の拝殿はお参りする人で行列ができていました。
建物は派手さがなくシンプルなつくりですが、威厳を感じます。

戸隠は平安時代から密教と神道が習合した修験道場だったそうです。
ここにくると霊場の雰囲気を感じ取ることができます。

比叡山と高野山と並んで、修行者の間で全国的に有名なった
のもうなずけます。




























拝殿の右手裏側に滝があり、清流が流れる音は心地よいです。




















中社の社殿で狩野派の絵師・河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)に
よって描かれた「龍の天井絵」です。

1942年に火災によって焼失しましたが、2003年にデジタル技術によって
復元されました。






































中社では「龍の天井絵」をモチーフにした運気向上・金運招福守が
ありました。

黒と黄色の2種類のお守りを頒布しており、お守りの名前の通りに
ご利益は運気向上と金運アップです。



















お参りしたあとは是非戸隠そばを食べて帰りましょう。

中社の参道はそば屋がたくさんあり、そば打ちに戸隠山の湧水を
使って美味しかったですよ。

戸隠神社・中社のおまいり報告でした!

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